片山流神武之会は、片山流居合剣術の技法を今日に保存し、古流伝承に努めています。

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自臨伝(40)右に隙を作れば、敵の動きは自由になる。

止方右虚(うき)になりて対者(うちかた)の働きに自由なる(幣帚自臨伝 巻二 出会頭(であいがしら))
・受ける方が右虚になれば、撃つ方の動きは自由になる。

  刀を受ける者が右虚(うき、身体の右側に隙があること)になれば敵の動きが自由になるというのは、進み出て敵を少しも追うことがないためです。右に隙があれば、利手(ききて、右手)を撃たれてもこれを受け止めることができません。浮くものは上に上がるばかりで、下がるためには気持ちを変えないとできないのです。速やかに敵に応じることが出来ずに負けるとだと知る必要があります。
  だからと言って、右に隙を作ったまま太刀先を敵に向けて押し込めば、利手は撃たれないけれど、敵が変化して太刀を捨てて潜りこんで体を担いでくれば、自分は相手に勢いを貸してしまって易々と転がされるような負け方になります。これは相手の太刀だけに目を奪われた落ち度です。
(提供;和田雄治, Costantino Brandozzi, Rennis Buchner, Constantin von Richter)

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