片山流神武之会は、片山流居合剣術の技法を今日に保存し、古流伝承に努めています。

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自臨伝(24)剣とは邪(よこしま)なものを防ぎ正すものである。

「剣とは本(もと)奸邪を防検するの具なり」(幣帚自臨伝 巻二 応変八極(おうへんはっきょく))
・剣とは本来奸邪を防検するための道具である。

 古い昔、邪悪な大蛇が「叢雲剣(むらくものけん)」という宝剣を尾に隠したとき、その尾には常に雲がかかっていたと言います。しかし大蛇は人が行うべき道徳を知らない邪悪な虫でしたので、最後は素戔鳴尊(すさのうのみこと)に殺されたのでした。すなわち、雲に徳が宿っているといっても、剣が邪悪な者の手にあるときは役に立たなかったのです。( 片山流の教え/応変八極

 剣は本来心の奸邪を防ぐ道具です。奸邪の仲間に加わることはありません。剣に善徳があるのではありません。剣を用いる者の尊卑によって、その徳が剣に現われるのです。あの大蛇のように、剣を使う者が剣の徳を減らしてはいけません。止むを得ず行った行為だとしても、刀を抜いて人を殺める行為で、その人の徳は落ちるものです。昔の武人は右を尊び左を卑しみました。止むを得ず行うことを卑下して左龍といいます。
(提供;和田雄治 , Costantino Brandozzi, Rennis Buchner, Constantin von Richter)

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