片山流神武之会は、片山流居合剣術の技法を今日に保存し、古流伝承に努めています。

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自臨伝(41)受け合いとは、鎬を削らせて身に中らないようにする教え。

受け合いといえるものは、鎬を削らするより身に中らざるの教え方なり(幣帚自臨伝 巻二 出会頭(であいがしら))
・受け合いというのは、鎬を削らせることにより身に中らないようにする教え

  刀を受けるものが自分のおり場に居て、相手とのかけ引きに応じる時、未熟なため敵にあしらわれて負けるのは論じるに足りません。このような時、備えを完全にして敵を制圧するにはどうすれば良いのでしょうか? 切り掛かれば避けられ、身をかわされて仕損じもします。そうとはいえ、そのまま居ては必ず右手を撃たれてしまいます。また相手の動きに合わせて身を屈めば隙をつかれて鉢割(=頭への攻撃)にも会います。
  およそ受け合い(=敵の刀を受けること)というものは、身体を変化させ太刀を動かせ、敵の刀を自分の刀で受け、鎬を削らせることで敵の刀が自分の身体に当たらないようにする教えです。初めから身を屈んでは、さらに身を沈ませることはできず、身体を変化することもできません。敵の太刀を鍔で受け止めれば、添えた手に敵の太刀が滑ってきます。ただ何となく居場所を下がって「臥龍」の業で応じても、間合いは遠く、眠らせた切先に油断が生じて却って敵を誘い出すことになります。敵の刀を自分の刀で受けて、敵の刀が自分の身体に当たらないように、基本のとおりに進むべきです。
(提供;和田雄治, Costantino Brandozzi, Rennis Buchner, Constantin von Richter)

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